札幌 大谷地 たむら小児科ホームページ

コラム column

トムソンといっしょー24

更新日 12年08月29日
トムソンがいなくなった日が続いている。部屋のそこかしこに寝そべっているように思われてならない。 階段の上から「何か用事?」といった顔で見下ろしている顔がみえたりする。玄関の呼び出し音に吠え声を上げる声も聞こえるように思うのは幻想なのだろうか・・・・・....(続きを読む)

トムソンといっしょー23

更新日 12年08月29日
夜になって、急に腰が砕けるようになって、すっかり歩けなくなった。横になって水をもらった。おいしかった。5月5日の「子どもの日」だったので、東京の兄ちゃん以外はみんな来ていた。カステラをもらったりして僕も一緒に楽しかった。だけど、どうしたのか、急に何も出来なくなった。横になってピチャピチャと水を飲ませてもらった。ああ、僕はきっとこのまま死ぬんだと思った。だんだん意識が薄くなって行くのが分る。お母さんもお父さんも側にいて撫ぜてくれる。よかった。「大丈夫、天国へいけるよ!!」って声がきこえる・・・・....(続きを読む)

トムソンといっしょー22

更新日 12年08月29日
春が始まって暖かな日差しの日曜日になお兄ちゃんが仕事を始めた丸瀬布に行った。僕の最後の旅行になった。すっかり衰えたのは分かっていたけれど、一人の留守番は無理なので、連れて行ってもらった。初めての町は静かな山の中にある林業の町だった。近くには木のおもちゃ館・「ちゃちゃワールド」があった。帰り道には、お母さんの横でウトウトしながら昔に行ったいくつかの旅のことを思い出していた。....(続きを読む)

トムソンといっしょー19

更新日 12年08月29日
前代未聞の大地震がおきた。午後の眠たい時間だったので、ビックリして起き上がった。札幌では、多揺れでだったけれど、東北地方では甚大な被害が出た。20日ほど過ぎたとき、海岸から20km も離れて漂流していた瓦礫のかたまりの上で一匹の犬が元気に動き回っているのが見つかった。そんな奇跡、奇跡、奇跡のことが起こるなんて・・・・....(続きを読む)

トムソンといっしょー17  

更新日 12年08月28日
夏の始まりになって明るい日差しと緑色の空気がうれしい気持ちをかきたてる。散歩に行こう!散歩に行こう!意気揚々と歩きだすけど、以前のようには行かなくなった。途中で脚が動かなくなって、体が進まない。とっても疲れやすくなってしまった。ぼくは、病気なのかな?....(続きを読む)

トムソンといっしょ-18

更新日 12年08月28日
秋になってクマが街に降りてきた。みんな大騒ぎ、危険、危険、危険、退治、退治、退治。 だけど、山の食べ物がすっかり少なくなって生きるのに大変。このままでは冬眠も出来ない。仕方なしにカラスの情報を頼りに街へ来てみたんだけど・・・・ ....(続きを読む)

トムソンといっしょー20

更新日 12年08月28日
人間はみんな、動物は笑わないと思っている。学者は笑ったように見える口の動きだけだ、なんて言ってる。そんなことはないんだ!人間には分からないだけさ、どんな動物でも感情があるから、少し進化して哺乳動物になると、笑うことができるんだ。怒ったときだけ怖い顔、と思われているかもしれないけれど、悲しいときも、楽しいときも感情を表現できるんだ。僕たちのこと、良く見ていてね(#^.^#)....(続きを読む)

トムソンといっしょー21

更新日 12年07月09日
肝臓が悪くなって走れなくなった。歩くのもゆっくり、ゆっくりで階段も登れなくなった。トイレに行く時はお母さんが抱っこして連れて行ってくれる。本当にありがとう、の気持ちなんだ。もう僕に残された時間が少なくなってきたのが解る。だから少しでもお父さんお母さんといっしょに居たい。ぴったと体を寄せて体温を感じてほしい。心を揺さぶる音楽が聞こえると遠吠えがでてきてしまう・・・・....(続きを読む)

トムソンといっしょ--16

更新日 10年08月13日
お姉ちゃんに赤ちゃんができた。出産近くなって、みんなの家に戻ってきた。 おとうさんも、おかあさんも、ばあちゃんも、ぼくも、みんな笑っている。 よかった、お姉ちゃんの大きなおなかの中で、赤ちゃんも笑っているみたいだ。 「もうすぐこんにちは!」って言っているよ、ぼくには、きこえるんだよ!(*^_^*)....(続きを読む)

トムソンといっしょー15

更新日 10年04月08日
雪が降ってきて、冬が始まった。家の中で岩盤浴していると、ほんわかして世の中の動きとは無縁の境地なんだけど、いつまでもそうしてばかりはおられない。冬の日としては暖かい2月のある日お姉ちゃんがお嫁に行った。暮らしている家族が一人減って、少し寂しい。一緒に寝てくれたのにいまはもう居なくなってしまった。春の兆しの光がさして来ているけれど・・・・....(続きを読む)
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