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コラム column

トムソンといっしょー14

トムソンといっしょー14

「おはよートムソン!」ってお父さんが云っている。「おまえは、寝坊すけだね」だって。僕は窓から差し込む陽だまりに包まれて、うとうとしていた。ちょっとだけ顔を持ち上げて、尻尾をぱたぱたと数回振った。「一応の挨拶だけど、もう起きる時間だよ!」って云っているんだけど、やっぱり眠いし、陽だまりの気持ち良さから離れたくないんだ。だけど、あんまりぐずぐずしていると、ご飯もらえないかもしれないし、散歩にも行けなくなるかもしれないので、う~んって手足を伸ばして、体のびのびさせて起き上がる。キッチンに行ってお母さんからレタスとかブロッコリーの根っこをもらう。大好物なんだ!シャキシャキゴリゴリモグモグって食べて、水を飲んで、2階のトイレに行って、戻ってきたら、「散歩だよ!!いこう、いこう!いこう!」って、お母さんについて歩くんだ、もう嬉しくって、朝は幸せから始まるんだ!いいでしょう!(*^_^*)

近くの公園はもう落ち葉でいっぱいだ。黄色や赤、茶色は枯れたのかな、黄色はイチョウ、赤はサクラ、ハナミズキ、ヤマボウシ、ナナカマド、カエデ・・・いっぱいあるね!落ち葉を踏み踏み歩く、かさかさ、がさがさ、これって秋の音なんだ。 

ずーっと昔、僕がまだこの世界にやって来てはいない頃、お父さんもお母さんも20歳代の若さだった時、上のお兄ちゃんがまだ3歳くらいのときの話なんだけど。中島公園の奥に護国神社があって、そこの境内のイチョウの木の下で、銀杏を集めたり、真黄色のイチョウの落ち葉を集めて、くるまって遊んだときの話をしている。 その頃は、薄野の近くに住んでいて、近くの中島公園まで歩いて10分くらい、上のお兄ちゃんは三輪車をこいで公園まで行ったんだって。随分元気が良かったみたい。 皆、若かったし、今みたいにゲームもなかった。お父さんもゴルフもしてなかったから、休みの日には、皆で公園に行ってたんだって。
 
ちょっとした林と草っ原と池と小高い丘のある公園がいいな\(^o^)/。ブランコや滑り台、鉄棒くらいならいいけれど、あんまり沢山の遊具はいらないよね。自然に出来ている物以外の人工の物は、無いのがベストだと思う。 まあ、いずれにしろ僕には使えない。時々滑り台で遊んでいる仲間がアニメに出ていたりはしているみたいだけどね。子供たちだって、自由に駆け回って、あちこち掘り返したり、枯れ木を積み上げたり、いろんなこと出来たら楽しいんじゃないのかな、なんて思うんだ。だって、昔、一度っきりだけど雪の中にうずまりながら、急な斜面を転がり降りたんだもの、あの時のスリルと快感は最高だったね。人間のやっている、スカイダイビングとか、パラグライダーとか、ジェットコースターやバンジージャンプ、なんてのが人気出ているのも分かる気がするけどね。だけど、あっちのは僕のとは危険度が全く違うようね。

いろんな思い出、10歳を過ぎるといっぱいの思い出が湧いてきて、一人ではいられない気分なんだ。お母さんやお父さんがいるときにはすり寄っていって体をぴったりつけて横に寝る。体温を感じてすごく安心できるんだ。「そろそろお風呂に入れなきゃ、臭くなってきたね」なんて言っている。捕まらないうちに離れようかな・・・・奥のテーブルの下の隠れ家がいいかな・・・・・(2009/11/20)

 

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