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コラム column

トムソンといっしょ--16

Tale of Tomson-16

みんな笑っている\(^o^)/ 特別にいいことがあった風でもないんだけど、お姉ちゃんもお父さんもお母さんもお姉ちゃんの彼も笑っている!! 僕もそばに行ったら抱っこしてくれたので笑ってみた(*^_^*) 犬が笑うって!? なんてないと思っているでしょう。
観察力がたりないな~、僕だって笑うんだよ!眼を細めてウフフ・・・って風にわらうんだよ! 一緒に笑ったらみんなもまた笑ったて、「トムソンが笑った! 写真撮れた!」って、また笑ってる。 今日は幸せの日曜日なんだ!もうすぐ春の兆しがあちこちに感じられるようになってきたし、きっといいことがあるんだ!僕も幸せ!

なんて思って、ボーっとしていたら、「トムソン!トムソン!」って、お父さんが呼んでいる。いや、呼んでいるみたいだ!だけど、考え事をしていたのでなんとなく知らん顔していたみたいなんだ。お父さんが言っている「犬も年を取ってくると、返事もしなくなるものなのかね、パタパタと軽く尻尾を振ってはいるけどさ」なんて言ってる。「人間も犬も大して変わらないね」だって、本当はすぐに立ち上がって飛びついて行くところなんだけれど、体が動かない感じなんだ。幸せのついでに考え込んでいたんだ。僕ももう11歳になる、人間でいえば70歳くらいなんだ、ならもう先が見えてきているのかな、先の先の生活はどんななのかな?天国とか地獄とかって、本当にあるのだろうか? とか、そこに行ったら、いまのお父さんお母さんは違う、僕を生んでくれたお母さんにも会えるのだろうか・・・なんて考えていた。 
どんな生き物も必ず消滅する時が来る、永遠に生き続けることなんかできない。ほどほどのところで、生命の部品が少しずつ壊れて修理も効かなくなって崩れ去る。今の世界が最高に楽しいから、この時間がいずれは途絶えてしまうなんてことは、想像もできない。だけど、全ての物事には始まりと終わりがあるのだから、きっと、必ずその日はやってくる。だけども、もし僕のことを覚えていてくれる家族がいたら、お父さん、お母さん、お姉ちゃんやお兄ちゃんや家族のみんな、うちに来て僕と遊んだことのあるいっぱいの人たち、ホームページや病院の写真を見てくれた人たち、その人たちが僕のことを少しでも覚えていてくれている間は、僕は生きている。みんなの記憶の中で駆け回っている。お母さんに抱っこしてもらって、うっとりしている。飛び上がって走り回って散歩にいっている。
「ひめごちゃん」をもらって飛び上がって喜んでいる。静かな夜のひとときには、自分のおもちゃを取ってきて、一緒に遊んでもらっている。

5月の風は音も色も大好きさ、明日もきっといい天気、お母さんといっしょに風に吹かれて散歩するのがすごく楽しみなんだ(*^_^*)  じゃ、またね ヽ(^o^)丿

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